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四等三角点 上北谷
 神戸市北区の北端、つまり神戸市で最も高緯度の三角点である四等三角点「上北谷」は、神戸市と三田市の境界に設置されている。 境界である尾根道は荒れており、蜘蛛の巣を掻き分け、いばらに刺されながら進まなければならない。 しかし、苦労して到達した三角点の少し東側では北摂の山々を展望するすばらしい景色が広がっていた。
 国土地理院の「点の記」では、三角点の北側で、県道356号線に三角点の取り付きがあるとのことだが、ここは背丈以上の雑草が密生する荒地で、とても進める状況ではなかった。 しかたなく、地形から三角点の南側に取り付きを発見した。 帰路は、尾根道を北進したが、やはり荒地にぶつかり、結局、雑草をかき分け進まざるを得なく、ひどい目に遭ってしまった。
基準点コード TR45235216402
点名 上北谷 (かみきただに)
種別等級 四等三角点
標識番号 第100955号
標高 260.48m
設置日 1965年(昭和40年)5月9日 新設
展望 不可
地形図 京都及大阪−三田−三田
所在地  兵庫県神戸市北区長尾町上津字上北谷4595
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap
探訪日 2010年8月22日
三角点へのルート
 県道356号上荒川三田線沿いの溜め池の堤から取り付きに向う。→テープなし、踏み跡なし。尾根に向かい斜面をよじ登る。(5分)→尾根には山道あり。尾根を北に進めば山道沿いに三角点がある。(10分)。


三角点の周辺
溜め池の堤から三角点への取り付きへ向かう 尾根の山道は荒れていて、所々で不明確になる 細い山道が広くなった場所に四等三角点「上北谷」があった
三角点の近くから見た、二等三角点「池尻」のある西高区配水池のタンク 尾根の山道を北進すると、山道は背丈以上の雑草に消されていた 左の雑草を突き抜けるとブルドーザーがある砂利置き場に出た
三角点近くからの眺め。千丈寺山から六甲に続く北摂の山々が展望できる

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